こんにちは、ETCの鈴木です。
最近はすっかり経営セミナーを開催しなくなりましたが、
テクニックのセミナーは『うつ病対応セミナー』をはじめたくさん行っております。

既にご存じの方もおりますでしょうが、4月からクレニアルテクニックセミナーを始めます。
残席があと2名となりました。
クレニアルテクニックをきっちりと学びたいという方はお急ぎください。


ところで先日、当院の勉強会をスタッフにベル麻痺の患者さんへの対応法を聞かれました。
既にやれるだけのことをやっていて改善もしていて、
更に良くするために質問をしてきたのですが、
鈴木の返答は「解剖をきっちりと見直してみよう」ということでした。
顔面神経の始まりから終わりまで、
つまり顔面神経核から内耳道→茎乳突孔→顔面部に至るまでの
神経の流れを解剖学的に簡単に説明しました。
そして、その患者さんはどのあたりが悪いかを把握することが重要だと教えたのです。

クレニアルテクニックをやる場合も一緒です。
手の感覚が重要ということは、もうこの世界で仕事をしている方なら重々承知でしょうが、
背景となる解剖や概念を理解していなかったら、イメージができません。
そのため、鈴木は解剖をとても大切にします。
鈴木自身も困ったときは解剖から調べ直します。

さて、クレニアルテクニックセミナーも解剖をとても重要視しており、
このテクニックは、どこをどうしてどのように治していくのかという
理論をきちんとお伝えいたします。
ここでほんの少しだけテキストを抜粋しますと…

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膠原繊維を含む髄膜は硬膜・くも膜・軟膜・の三層に分かれているがその起源は2つ。
軟膜とくも膜は神経堤(4つ目の胚と言われている)由来の内髄膜が起源である。
硬膜と頭蓋骨(骨膜含む)は中胚葉由来の外髄膜が起源である。
硬膜は頭蓋骨内側の骨膜としての機能もある。
つまり、頭蓋骨の外側骨膜と硬膜は一つの組織としてつながっている。

硬膜の外側層は縫合を通り頭蓋骨外側の骨膜と連結しているため、
頭蓋骨外側の骨膜に付着する筋や結合組織である腱などの緊張や弛緩が硬膜に影響を与える。
逆に硬膜の緊張が硬膜⇒縫合⇒頭蓋骨外側の骨膜⇒腱や筋と伝わり、筋が不随意な緊張を起こすこともある。
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ということです。
クレニアルテクニックを行うにあたって、硬膜は当然知っておかなければなりませんが、
発生学上、頭蓋骨と硬膜は同じであるので、当然、軟膜やくも膜よりも動きは連動しやすく
その力は頭蓋骨内部から頭蓋骨外部に伝わるようになっているのです。

クレニアルテクニックを学んだことのない方には少し難しい内容かもしれませんが、
セミナーでは基礎から学びますのでコースが終了する頃には
自信を持って施術できるようになるでしょう。


● クレニアルテクニックセミナー 初級・中級・上級コース ●
      【 残席2名 】 


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ETC治療家戦略研究会 代表  鈴木直人




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自律神経失調症・うつ病ナビ ココカラ
著書:うつ病・自律神経失調症 治る人治らない人