商品としてのデーター
こんにちはETCの鈴木です。
昨日、当院に面接に来た先生がいます。
まず当院では、履歴書を出していただくのですが、
出していただいたのが、B5用紙一枚の履歴書でした。
鈴木が知っている履歴書はB4なのですが、
その左側半分しかないんです。
つまり、名前と住所と最終学歴と職歴しか書く項目がないのです。
これでは「その人がどういう人なのか」が、うかがい知れないですよね。
履歴書選考があれば、このようなB5一枚の履歴書では、まず落ちているでしょう。
自己アピールが出来ていないというか、
これでは「ぜひ会ってみたい」と人に思われないですよね。
確かに履歴書でその人の全部を知ることはできません。
しかし、何処でどのような勉強をしたのか、
何処でどのような仕事をして、それにより何を学んだのかが分かると助かります。
何故かというと、その人は「どんな仕事に向いているのか」、
また「どのような職種につかすと能力が発揮できるのか」が、
大まかに知ることが出来るので、
働く方にとっても、雇う方にとってもプラスになると思うんです。
しかも履歴書に多くの自分の情報を書くことによって、
「やる気」を感じられます。
つまり履歴書とは、
「ぜひ会ってみたい」と思わせる、
雇用者へのラブレターといってもいいかもしれません。笑
これらは治療家だけでなく、もちろん「社会人」としても必要なものだと思います。
職人気質の方は、自己アピールがうまくない人が多いので、
つい、「履歴書なんてあればいい」ぐらいに思ってしまいがちです。
実は鈴木も昔はそうでした。
色々なアルバイトをしましたが、その面接の際に持っていった履歴書など、見られたもんじゃないものでした。笑
一度採用されれば、誰よりも働く自身はありましたから、
つい「履歴書などで何が分かる」と思っていました。
当時はバブルで人手不足もあったので、履歴書で落ちることはありませんでしたが、
今の時代、経営者は「リスクを負うことはしない」という風潮です。
「こいつはいける」と思ってくれないと、
どんなに働き者でも採用さえしてくれない時代なのです。
だからアピールはとても大事なんですね。
面接に来た彼は、自分でも技術のなさを感じていたので、
何処で勉強したらいいかなどを質問してきました。
面接というより、相談の時間でした。笑
もちろん履歴書のこともお伝えしておきました。
これから面接を受ける方、ぜひ参考にしてみてください。
コメントどうもです。
最近の学生の話ですが、
覚えることはできても、伝えることができていないのでしょうね。
でも伝えることの重要性を学校で教えているかが問題なのかも知れませんね。
どうすれば人に効果的に自分の思いを伝えられるかを授業ででやっているかということですね。
治療家としても経営者しても、これからは伝える技術は重要になってくると思います。