こんにちは、ETCの鈴木です。
今号のメールマガジンのテーマである「発達課題」でもう一つ書きたいことがありましたので、お伝えいたします。
先日スタッフ面接のときにスタッフがこうつぶやいた。
「何が正しくて何が正しくないのかが分からないんです…」
最近、このように思う方が多いのか、患者さんにも同じような質問を受けました。
人間は生きていると矛盾が強いられるときがあります。
同じことをしていても
ダメだといわれたり、良いといわれたり。
人は褒めなければいけないといわれたり、
きちんと叱らないといけないといわれたり。
こういわれると、許容範囲が狭い人は、
何が正しくて何が間違っているのか知りたくなる。
答えを一本化したくなる。
そして答えが得られないので、悶々としてしまう。
その結果、ストレスをいつも感じるようになり病気になる。
「人生」というものは単純ではない。
その時々で同じことをしても間違っていることもあり、
正しいこともある。
我々の仕事で考えれば簡単です。
痛い時、温めたらいいのか?冷やしたらいいのか?
もちろん、一概には言えない。
打ち身や急性の痛みは冷やし、慢性の痛みは温めるというのが通例。
しかし、素人の方は、痛みというものを一本化して、温めたらいいのか冷やしたらいいのかを聞いてきます。
何事も一本化して「正しい―間違っている」ということを人生に当てはめると、とんでもないことになります。
時代は今、我々に変化に対応する柔軟性を求めてきています。
いかに環境によって答えを柔軟に変えていくか。
これは経営にも通じることになります。
さて、これからの時代、経営には何が求められているか?
いくつかありますが、その一つに「表現力」というのがあります。
これは今に始まったことではなく、数年前から始まっています。
いかに自分の思いを相手に伝えるか?
いかに「あなたのことを分かっていますよ」というメッセージを使えられるか?
このような表現力が身に付いていると、患者さんは自然と増えていきます。
そこで次回のETC治療家戦略研究会では、「表現力」を付けるセミナーを11月18日に行います。
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