こんにちは、ETCの鈴木です。
とうとう年末ですね。
鈴木の院は、本日で今年最後のお仕事となりました。
明日から一週間のお休みです。
ということで、ETCもお休みになります。
教材のご注文の発送は、1月6日以降になります。
ところで先日、忘年会代わりに業務提携している社長と呑むことがありました。
色々と今後の展開を話していたのですが、
その社長さんがふと、
「いや〜、私は結構ネガティブなんですよね〜」といったのです。
「どうしても最悪な状態を考えてしまう」
と言っておられました。
鈴木は「あ〜、この人と仕事が出来てホントに良かった」と、あらためて思いました。
あなたは鈴木がどうしてそのように思うのか何故だか分かりますか?
ちまたに溢れる「ポジティブ思考・ポジティブシンキング」という言葉。
確かにポジティブの思考はとても大事です。
しかし!
もっと大事なことがあります。
それは
「最悪の時の準備をしておくこと」
準備のないポジティブ思考など、タダのノ〜天気なだけです。
ただ何も考えない、
ただ見たくないものから目をそらしているだけ。
経営者というものは、常に最悪なコトを考えて、
そのときの準備をしなくてはなりません。
そういった意味で、手元にお金が入って来たからといって
簡単に浪費したり、「もう、これで絶対大丈夫」と、安易に考えたりすることは
経営者としては失格です。
売上が上がっていても、
経営のことも治療のことも常に勉強しておく。
例えば鈴木は、どんなに患者さんが多くても
どんなに売上や利益が伸びていても…
新規患者さんの獲得方法は?
患者さんの教育方法は?
新しい治療技術の開発は?
スタッフ教育は?
新規企画は?
などを常に考えています。
ついでに
「大地震が来た時はどうするか」ということまで考えているんです。
傍からみたらちょっとバカ。笑
でもこれが大事なんです。
そんでもって、一昨日の大掃除には、その非常食や非常用飲料水が、スタッフが多くなっているので、スタッフ全員分、足りないかも知れないと思い、「早いところ補充をしなきゃ」ということまで準備をしようと思っています。
常に最悪の状態を考える。
そしてその準備を怠らない。
周りはそれを見て笑うかもしれません。
しかしそうした準備の後に始めて「ポジティブ思考」というものが必要なのであって、最初からのポジティブ思考なのは、たんなるおバカさんなだけなのです。笑
笑われたっていい、
準備の怠らないものが最後には笑えるのです。
「繁盛する治療院経営 と症例報告」をいつもお読みいただきありがとうございます。