こんにちは、ETCの鈴木です。
先日フラガールを見に行きました。
とってもいい映画で、とても学びがあるので、ココでちょっとご紹介します。
さて、ストーリー的には順序するかもしれませんが、数回かけてお話していきます。
蒼井優が演じる谷川紀美子などの炭鉱夫の娘たちが、松雪泰子が演じるフラダンスの先生、平山まどかにフランダンスを習うシーンがあります。
当然、娘たちは下手で困惑している状態です。
そのときに、平山は生徒たちに言う。
「フラダンスの振りは、一つ一つに意味があり、手話の要素があるのです。これは波。コレは風。これはあなた。これは私。コレは…」
といって、踊りながら振りの意味を解説していきます。
このときの生徒たちの心のなかで、ある変化が起こります。
それは
「フラダンスの価値が上がった」です。
そしてフラダンスの先生、平山まどかは憧れの存在となります。
人は意味の分からないものには価値を見出しません。
しかし、その意味が一旦分かると、それには大きな価値が付きます。
ただのダンスと思っていたものが、会話をしたりや気持を伝えるものだと分かると、彼女たちの中で、そのダンスの価値はものすごく上がります。
これは我々にも非常に参考になるところです。
いかに患者さんに知識を伝達するかで、我々自身の価値が上がるのです。
この施術には、いったいどんな意味があるのか。
その意味を患者さんが知ると、患者さんの中で我々の価値が上がります。
猫に小判というように、
人はその知識がないとその価値が分からない。
コレは当然のこと。
「俺は口下手だから…」なんて言ってられません。
「分かる人が分かればいい」など言ってられません。
それは単に自分が楽をしたいだけの言い訳にしかすぎません。
「いかに自分の価値を上げるか」
それは知識の伝達によるところが大きいと再確認をしたシーンでした。
「繁盛する治療院経営 と症例報告」をいつもお読みいただきありがとうございます。