こんにちは、ETCの鈴木です。
突然ですが、あなたの得意技ってなんですか?
アキレス腱固め?
いえいえ、そういうことではなくて…笑
あなたが得意にしていることってなんでしょうか?
先月のことですが、東京のセミナーを連日受けるときに、懇親会で長時間呑みすぎてしまい、ホテルが取れなくて漫画喫茶ですごしました。せっかくだからと久々に漫画を読みました。題名は「はじめの一歩」というボクシング漫画です。
漫画喫茶に入ったのは午前2時。なのにその漫画が面白いこと、面白いこと。笑
午前5時まで読みまくっていまった…。8時にはソコを出なくてはいけないので、睡眠3時間。しかもその日はまたセミナーです。笑
さて、セミナーが眠くて大変だったのは言うまでもありませんが、はじめの一歩を読んでいて、気付いたことがあります。
主人公の一歩はデプシーロールなる必殺技を持っています。そして、困った時にはデプシーロールを繰り出します。
最初のうちは完勝ですが、そのうち思いっきりその必殺技は破られます。
漫画や映画、小説などは、結構人生の縮図を表しているもので、そこから経営も人生も読み取れるものです。
ハードパンチャーのボクサーは、強いパンチに頼りすぎてこぶしを壊す。
変化球が得意なピッチャーは変化球に頼りすぎて肘を壊す。
策士家、策に溺れる
よくあるパターンです。
そして気付く。
「基本に返る。」 ということを。
ロードワークにワンツーなど。
人間は弱いものです。得意技を持っていると、ついそれに頼りたくなります。そしていつしか「自分にはそれしかない」と思い込みことになります。そのためにトラブルなったりします。
一歩も同じ。
そして更に、
「デプシーロールしか自分にはない」と新たな可能性を否定しはじめます。
彼はそれでコテンパンに試合で打ちのめされるのですが、試合中に気付き、少しずつ挽回して逆転勝利を収める。
しかし現実はトラブルが起こってからしか分からない。
いや、トラブルが起こっても分からなかったりします。
得意技には光も影もある。
光が強ければ強いほど、その影は色濃くなるものです。
しかし反面、得意技がないのもけっこうつらい。
コレは次回にお話します。
「繁盛する治療院経営と症例報告」をいつもお読みいただきありがとうございます。