依存されることで…

 

 

こんにちは、ETCの鈴木です。

前回のお話の続きですね。

「お母さんの具合が悪くて、実家に帰ります」

といった彼女とお昼を食べに行きました。

その時、彼女にお話させてもらったのは…

 

 

「共依存」「門番」の話です。

 

 

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共依存とは、字のとおり「共に依存する」ことです。

 

実は彼女に限らず、

知らず知らずに人に依存されることで、

自分の価値を高めようとしている方は結構います。

 

 

そういう人たちの根底にあるのは、

「自分はたいしたことない」

「自分は価値のない人間だ」

という謙虚すぎる気持ちがあります。

 

いいところがあるから少し褒めると

「イエイエイエ」といいながら手を振りながら否定します。

 

もちろん、全員がそうだとは言いませんが…。

 

 

 

そんな無価値感を感じている自分に、頼みごとをしたりして、

依存しようとして来る人がいると、

 

「自分を必要としている人がいる!」

 

と思えてるので、どんなに忙しくてもどんなに大変でも、

その人の無意識は、実は喜んでいるのです。

 

無意識が喜ぶとどうなるか?

 

怖いことに、たとえ意識で嫌がっていても無意識が喜んでいるため、

その人に依存する人は後を絶ちません。

 

その人の周りには、ドンドン、ドンドン、

依存する人が増えていきます。

磁石のように依存者を引き付けています。

 

 

 

あなたの患者さんでこんな人、いませんか?

 

子供は障害児、または手間のかかる家族がいて、

おばあちゃんは痴呆または要介護、

おまけに犬の散歩に、エトセトラ・エトセトラ…。

 

 

「なんて不運な人だろう。」と思うでしょうが、

 

実は長い人生で、

 自分がそのように作ってしまっているのです。

 

 

 

依存している側は「人にばっかり頼ってちゃいけない。」

ということを常に感じていますが、

 

依存される側は、

「こんないつまでも人に依存されてちゃだめだ」

とは思いません。

 

人の役に立っているので、

今の状態から抜けなければいけないことになかなか気付きません。

 

 

長くなりそうなので、残りは次回へ!

 

 

ETC患者獲得研究会