効率化

 

 

こんにちは、ETCの鈴木です。

いつもアクセスありがとうございます。

最近ブログの更新を早めています。

しょうもない記事ですが、たまにいいことをお伝えしています。

見逃さないようにしてくださいね。笑

 

 

 

先日、テレビで養老孟司先生を出演していて、

「最近の子供は脳の発達が遅い」といっていました。

 

原因は「ものごとのプロセス」が分からないことだと言っていました。

まったく同感ですよね。

 

最近の子は、焚き火をしてても、火が消えそうになっても薪をくべないそうです。

なぜなら、ガスレンジやヒーターの火は、ほっといてもいつまでも点いてるから…。

「消す」スイッチを押さないと消えないから、焚き火もそうだと思ってるらしいです。

「なんで火がついているか?」とは考えない子供が多いらしいですね。

 

 

世の中、効率化が進むので、逆に脳はドンドン衰えています。

 

そして…

効率的なことを進めると必ず非効率的なことが起きます。

 

 

===================

 

お話の続きの前に、恒例のブログランキングをお願いします。

 

あなたの一票で10ポイントも上がります。

現在はなんいでしょう?。笑

健康・医療ブログランキング

 

ご協力ありがとうございました。

 

===================

 

 

さてお話の続きです。

 

効率的なことを進めると、必ず非効率的なことが起きます。

 

その典型的な例はカエルです。

カエルはハエさえも舌で捕らえられるよう、

小さく黒く動きのあるものには、ものすごい速さで反応できるようになっています。

その方が餌をとるのに効率がいいからです。

 

しかし、この効率の良さをカエルは手に入れたために、

逆にハエの死骸のある箱の中では、餓死してしまう。

目の前にえさがいっぱい転がっているのに…

 

効率化を推し進めると、非効率のことが必ず起きるんですね。

 

 

効率化が進むと人も動物も考えることをしなくなります。

そして、ほとんどの物事を反射(生理的反射ではなく)で動くようになります。

 

これが現代社会の落とし穴であると思いました。

考えずに反射で動くということは、「物事を決め付ける」ということにもつながります。

 

 

 

鈴木は人に質問するときに気を付けていることがあります。

 

 

相手が目上の人の場合は…

 

「○○にした方がいいと思いますけど、どう思いますか?」

「○○にしようと思っていますが、他にいい方法がありますか?」

 

このように自分の考えを言ってから、目上の人の意見を聞きます。

 

そうすると、考える癖も付きますし、

目上の人が、自分がどのレベルなのかを把握できるので、教えてもらうのに分からないところから教えてもらえます。

 

 

逆に部下が質問してきた場合…

 

「どうしたらいいですか?」と聞いてきた場合には特に、

「どうしたらいいと思う?」

と答え、考えることを促します。

 

 

仕事に限らず、自分でやってしまったほうが早い場合が多々あります。

ただその場の効率ばかりを考えると、そのうち非効率的な事が起きます。

 

あなたが、事故や病気で倒れてしまったとき、

あなたの指示なしでは動けない人ばかりになり、

とても非効率的な状態になります。

 

特に師弟制度の強い我々の業界は、

この点を気を付けなければいけないなぁと思いました。

 

 

 

ETC患者獲得研究会 鈴木