治療家が毅然とするには腹をくくらねば・・・


こんにちは、ETCの鈴木です。今日もアクセスありがとうございます。
前回一時的にブログランキング12位にランクアップしていました。
目標はベスト10です。
みなさんの一押しだけが頼りです。
今日もプチッとお願いします。
プチッと一押し



さぁ今回は、ある場所を通り、ふと思い出したことの関連をお伝えします。
その通りは、今から十数年前、まだ鈴木が出張専門でやっていたころに、
知り合いの知り合いという人の家に呼ばれて行った通りです。

患者さんは20歳の男の子で、腰が痛いということです。
では早速と思い、骨盤やら背骨などを診ていたら、
気になるところがあり、Tシャツをめくりビックリ!

皮膚に色とりどりの模様が書かれているではありませんか。

そう、刺青、紋紋です。
ぱっと見でしか見ませんでしたが、おそらく全身に彫られていたのではないかと思います。
20歳の男の子がですよ。
やくざ屋さんのご子息かも・・・ なんて思い、かなりビビッてしまいました。
そういえば、20歳の一人暮らしにはいいマンションだ。
世話役みたいなゴロツキさんもいる。
ゴロツキさんはどう見ても、親には見えない、兄弟には年が離れすぎているような・・・

そのころの鈴木は純粋で「ひえ〜〜〜」と、かなりビビッてしまいました。
刺青は見なかったことにして、「腰が○○ですね〜、骨盤は○○ですね〜」などの話題に持っていき、
その男の子も腰痛で相当困っていたようで、治療が終わるころには、かなりよくなっていたので、
「先生は腕がいいですね」なんて言われてしまい、
卒業して間もなかった鈴木は「いえいえ、タダもんでただけですよ」なんていえずに、
「ありがとう!」と言っておきました。笑

しかも彼は空手をやっていて、
「側湾症のためすぐに腰痛になるので、いいトレーニングがないか」と聞いてきました。
この手の質問は、トレーニングマニアの鈴木にしてみれば、大得意の課題です。
仕事が暇なのもあって、そこから1時間のトレーニング理論講座の始まりです。

彼は納得がいき満足していました。



時はたって、5〜6年前のこと。
すでに治療院を構えていて、職人魂も持っている私のところにやくざ風の男が来院。
必要があって、シャツをめくると紋紋が彫られていました。。
すでにそんなものではビビらない鈴木は、じっくりと観察してしまいました。
鯉と菊の模様でした。笑

それでつい、「ほ〜見事なもんですね〜」と話しかけたら、
「ハハハ、どうも・・・」と答えてくれました。
彼は気を許したのか、そのあと色々と話しかけてきました。
しばらくはずっと来院していました。


ここから学ぶことは、

治療家は、何事にも動じてはダメ、刺青程度でビビッてはダメ。

やくざだろうが、なんだろうが素人は素人。

職人はやくざにさえ「素人は黙っておれ」というぐらいの毅然とした態度が必要。

ビビらずに人が触れない話題(刺青)にあえて触れると、
信頼してもらえ相手からコミュニケーションを取ろうとしてきます。





PS
その刺青にキネシオを貼って、はがすときに「刺青も剥れたらおもろいな」と思ってたけど
やっぱり剥れませんでした。笑 そりゃそうですよね。

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
ETC患者獲得研究会
自律神経失調症専門の無料メールマガジン
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%